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家庭教育を応援!全国にある家庭教育支援チーム

都心部では塾産業も盛んで教育熱心な家庭も少なくありません。一方、地方に目を転じてみると、すべての子どもが十分な学びの場を得ているとは言いがたい状態です。そんな中、各地方で家庭教育を支援する試みがスタートしています。なかでも活躍著しい「家庭教育支援チーム」とは具体的にはどのようなものなのでしょうか。

家庭教育支援チームとは?

AS_16090312文部科学省による推進のもとで、地域で子育てに関する相談に乗ったり、子どものための学習会や親のための講習会などを開催しているグループです。地域、学校、行政機関、福祉機関と連携しながら家庭教育をサポートしています。 チームの構成員に決まりはありませんが、退職教師、子育て経験者、PTA経験者など、メンバーそれぞれがそれまでの経験をいかして活躍していることが特徴です。保健師、臨床心理士といった専門家が参加しているチームもあります。また、民生委員、児童委員といった地域で福祉活動をしてきた人のサポートも充実しています。

家庭教育支援チームの目的

家庭教育とは単に勉強のことだけではありません。子どもに基本的な生活習慣を身に付けさせて、自立心を育て、心身ともに調和のとれた発達を促すのに家庭教育はなくてはならないものです。 教育基本法でも、国と地方公共団体は、家庭の自主性を重視しながらも家庭教育を支援するのに必要な施策を講じるように定めています。この教育基本法と教育振興基本計画に基づいて、文部科学省が経費補助などを行っているのが家庭教育支援チームなのです。

保護者向けの講習会を開催

家庭教育支援チームでは、乳幼児から小中学生の子どもを持つ父母を対象に、家庭教育について学ぶ講習会を開催しています。就学時検診にあわせて実施するなど、より多くの人が参加しやすいように工夫されています。また、祖父母向けの講座も主催するなどして、よりたくさんの人の子育て参加を促します。

親子の交流の場を提供する

AS_66134873子育ては横のつながりも大事です。しかし、たとえば災害などで地域のコミュニティが分断されてしまった場合、孤立してしまう親子もいます。そういった問題を解決するため、仮設住宅の集会所などで親子の交流の場を設けている家庭教育支援チームもあります。季節の行事なども取り入れて、気持ちをリフレッシュできる機会にもなるよう工夫されています。

家庭訪問による相談支援

幼稚園から学校から依頼を受けて、とくに支援を必要としていると考えられる家庭に訪問支援を行う場合もあります。カウンセリングを通じて子育てに関する不安や悩みを聞き、サポートすることを目的としています。とくに不登校児童への対応に力を入れていて、あるデータによれば約4割の児童に学校復帰などの改善が見られたそうです。学校との関係が悪化していた家庭も、サポーターが潤滑剤となって改善された例も少なくありません。

食生活の改善を呼びかける

家庭教育の中でも食育は非常に大切です。しかし、朝食をとらない子どもは年々増える一方です。ある家庭教育支援チームでは「早寝早起き朝ごはん」運動を行い、幼稚園や学校で朝食の重要性を知らせる啓蒙活動を行ってきました。生活習慣と体力、学力の関係性を説いた資料を配布するなど、保健師やスクールソーシャルワーカーなどが中心になって理解を広めることに成功しました。 ……いかがでしたでしょうか。家庭教育支援チームでは家庭教育の重要性を説くことはもちろんのこと、具体的にどうすれば良いのかを提案することが特徴です。核家族化がますます進行している現代において、先代の子育ての知恵に触れることもできる貴重な機会を提供しているともいえるのではないでしょうか。

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